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タイへの移住ガイド バンコク移住の全体やることリスト

私たち夫婦は、3人の幼児を連れてタイに移住しました。
この記事では、私たちが日本からタイへ移住した際の流れをご紹介します。
詳細はこれから細かい記事を作っていく予定ですが、ここでは私が辿った全体の流れとだいたいの期間を説明していきます。

目次

移住の情報収集(半年-1年)

漠然と海外で生活したいなと考えていた時期です。期限や具体的な計画は決めず、ただ情報を集めることから始めました。
とりあえず移住経験者のブログやTwitter10個くらいフォローして眺めていると生活のイメージと移住に向けた具体的な知識が得られました。

転職活動(1年)

とりあえず、海外移住の一歩として、Linkedinを通じた転職活動を開始してみました。
英文のプロフィールにアップロードすると、時々、海外の企業の人事担当の方から直接「私たちの求人に応募しませんか?」という連絡が届くので興味がありそうなものには返信しつつ情報収集をしてました。

ある日、バンコクオフィスの求人があり、給与や条件も良さそうだったので応募してみることしました。
すべての面談はオンラインで実施され、幸いにも三度の面談を経てオファーをもらうことができました。
その後、人事担当者から正式なオファーが提示され、給与や渡航費、引越し費用などの条件交渉が始まりました。このプロセスは思っていた以上に時間がかかり、最初の面談から内定までなんだかんだで約1年を要しました。
最終的に条件が決まり、就業開始日が決定したので、ここから具体的な準備が本格的にスタートすることになりました。

ビザ手続き(2-3ヶ月)

ということで、オファーをもらったので、ビザ申請を進めます。

まず、就労ビザの取得が必要となります。これがないと、タイへの入国は不可能です。私はBビザ(ビジネスビザ)で家族はノンイミグラントOビザです。
これらの詳細については、別の記事で詳しく説明します。

ビザ申請のプロセスは、駐日タイ大使館または領事館に行って行います。
まず必要な書類の準備をし、大使館へ申請します。申請は事前にオンラインで予約が必要となります。
申請が完了すると、ゆうパックでビザが捺印されたパスポートが自宅に届く(申請から2、3日後)という流れです。

とにかくはやめに始める

申請にあたって就職する会社から必要な書類をもらう必要があります。これには時間がかかることもあるので、早めに現地法人の担当者とコミュニケーションを取ることをおすすめします。オファーを受け取ったら、すぐに行動するくらいが良い気がします。
私は結構ギリギリになってしまい焦りました。
また、大使館の予約は早めに取ることをお勧めします。なぜなら、予約枠がすぐに埋まることが多いからです。

大使館の予約は家族分も

大使館の予約をする際、家族がいる人は、家族全員分の枠を予約することが必要となります。私は初めて一人分しか予約していなかったため、家族全員分の申請をしたときに軽く怒られました(でも対応してくれてタイ大使館の人優しい)

この時点で渡航日が決まる

最後に、ビザ申請の時点で航空券を予約する必要があります。つまり、この時点で渡航日を決定する必要があります。

引越し準備(2-3ヶ月)

タイへの渡航日が決まり、私たちはバタバタと準備を始めました。移住といっても基本的には普通の引越しとやることはそんなには変わらないです。

まず、現職の退職手続きを済ませました。
次に、荷物の運搬業者の選定。調査の結果、安心感と信頼性からクロネコヤマトに決定しました。
業者を選定しつつ、荷物の整理も欠かせません。持っていくもの、捨てるもの、売るもの。物理的な荷物だけでなく、心の荷物も一緒に整理しました。

さらに、役所や銀行などの手続きも必要でした。子供の保育園退園手続きも忘れてはなりません。タイと日本で予防接種の種類が違うという事実。そのため、日本で受けられるものは全て接種しました。
これら全てのタスクを一目で見るため、我が家では簡易的なスケジュールとタスクリストを作りました。私たちが経験した準備の詳細は、別の記事で説明します。

渡航後、初出社までにやったこと(3週間)

渡航してから初出社までは3週間。3週間の内に生活を立ち上げていきます。

家探し

タイに到着後、初めの2週間はホテルで過ごしました。その間に新居を探し引っ越さないといけません。
子供を3人抱えて家を見て回るのは大変なのとあまり時間もなかったので、不動産屋さんにして紹介してもらった物件を1日で7件くらい見て周り、その日に契約をしました。
その後契約した家に、必要な荷物を持ち込み、日用品を買い揃え、生活を立ち上げていきました。

携帯電話の契約

携帯電話はFINN MOBILEという格安携帯的なところと契約しました。毎月212バーツくらいなので20GB使えるのでだいぶお得です。

子供の学校探し

これと並行して、子供の学校探しも行いました。私たちが選んだのはインターナショナルスクールで、ネットで学校を調査し、予算に合う学校を見学しました。これらの詳細は別記事でお伝えします。

VPNの契約

すぐ使うものは飛行機で持ち込むべき

私たちの荷物は、自分たちで持っていけるトランクと、船便で送られてくるものに分けられました。船便は渡航後、ワークパーミットが取得できなければ受け取ることができません。
私たちの場合、ワークパーミットの手続きに時間がかかり、就業開始から1ヶ月経つまで荷物を受け取ることができませんでした。

それにより、「すぐ使いたいと思うものを船便で送ってしまうと、到着まで時間がかかり、現地で買い足してしまうこともある」という教訓を得ました。
結果として、すぐに必要なものは飛行機で持ってくる、または現地で買う方が良いと思います。

就業開始後にやったこと

ワークパーミットの取得

ワークパーミットの取得は会社が準備をしてくれました。そして、手続きのために家族全員でバンコクのイミグレーションセンターに向かいました。手数料を支払い、写真を撮るとその場でワークパーミットが発行されました。ワークパーミットはデジタル化されていてアプリをインストールします。
予想外にスムーズで、全ての手続きが2-3時間で完了しました。

船便荷物の受け取り

そして、ワークパーミットが発行されたので、待ちに待った船便荷物を受け取ることができました。渡航してから既に2ヶ月以上が経過していたので、正直なところ、荷物に何が入っていたかは忘れており、現地で買ってしまったものもありました。この辺はもう少し考えて荷物を整理できたらよかったです。

まとめ

以上で、移住準備から新生活スタートまでの必要な手続きをご案内しました。特に大変だと感じるのは、移住の荷物の選別作業です。また、各種手続きは早めに始めておくと、渡航直前にビザの申請等で焦ることがありません。やるべきことが多くて頭が混乱するかもしれませんが、シンプルなタスクリストを作っておくと、それが大いに役立つことでしょう。

  
       
  
      
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